レッスンでも1番力を入れてるんじゃないかなーと思う4小節のくくり。
どんなジャンルの曲でも4の倍数で展開していくことが多いですよねー。AメロからBメロ、Bメロからサビ、サビから間奏のように進んでいくことですが、これがだいたい8小節とか16小節ってのが定番でして。最近の曲は複雑で、これに一味加えるために1.2小節増やしたり減らしたりして面白くしてますが、基本はやっぱり4の倍数かなと思ってます。実際曲で聴くと5とか7とかだとなんか余った感じや足りない不安定な感じがする人が多いんじゃないかなー。意図的に不安定な感じにしたい時はもちろん使うのですが、4とか8で安定する感覚があると思います。
ポップスやロックの場合、歌が入ることで8とか16のかたまりがわかりやすいんですが、これがジャズやインスト(歌なしの曲)になると結構わかりにくくて。私も未だに変拍子とか入ると小節の頭を見失って戻ってこれなくなることもあるんですが(笑)、まぁそういう場合はめっちゃ数えてます(^-^; 1234.2234.3234.4234・・・ってな具合に。
この4の倍数が、こうやって小節の数を数えなくても感覚でわかるようになって欲しいなーって。
もちろんいろんな曲をコピーしていくとだいたい展開の仕方に共通点があるので、なんとなく4の倍数のところで次の展開に進みたい感覚がわかってくるんですが、そもそも小さい子って曲のコピーの仕方がわからないですよねー。
イントロとか○メロとか間奏とかアウトロとかいう言葉も知らない子の方が多い。キメや難しいフレーズなどの難所がたくさんあって1曲コピーするのにすごく時間がかかりますよね。
でも音楽用語の知識やテクニックが身についてから曲をコピーし出すのじゃ、せっかくのキッズの柔らかい脳がもったいなーーい!!ってことで、脳の柔らかい小さい頃から新しいフレーズが出てくるたびに「これを4小節目にフィルインで入れるよ!」ってやってます。
年齢別の4小節のくくりのやり方はまた次回♪
この訓練を積み重ねると、感覚で4の倍数がわかって、きっと早い段階でいろんなジャンルの曲に対応できるようになるんじゃないかなーって期待を込めてチャレンジシートで何度も何度もこの練習をやってます♪