BAOキッズドラムスクール

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自分で考えて行動できる子に♩

「譜面に書いてある部分」と「そうじゃない部分」③

前回、吹奏楽部出身の人は縦のラインをバッチバチに合わせれるって話をしました。ドラマーに関してだと、メトロノームがリズムパターンをやってるくらいの安定感じゃないかな?

ただ、私はその叩き方にあんまり魅力を感じてなかったというのが正直なところで。メトロノームにも指揮者にも合わせれるんだけど、メトロノームと指揮者がいないロックバンドを揺らせてない、見てくれてるお客さんを躍らせれないという感じかな。反対に私がロック部(私の行ってた大学にはロック部と軽音楽部がありました)じゃなくて吹奏楽団に入ったら逆の違和感をメンバーに持たれることになる、というのは容易く想像できますねー。

お互い足りてない部分の正体がつかめてなかったし、つかめてたところで若かったから変なプライドが邪魔して私は縦のラインの練習をしなかったかもしれないですが。(笑)

独学だった私はかなり遠回りしました。今の自分にどんな練習が必要か、もう1歩先に進むにはどうすればいいか、何の指標もないまま闇雲に進むと私の二の舞になっちゃいます。なるべく最短距離で「譜面に書いてある部分」と「そうじゃない部分」のどちらもを習得してほしい、縦でも横でも臨機応変に合わせれるドラマーになって欲しい、そのための私かな?と思ってます。

今の自分にどんな練習が必要か、レベルが低すぎても高すぎても遠回りになります。どんな先生にどう教えてもらうかはとても重要なことなんです。

ちなみに私もまだまだドラム上手になりたいので先生についてます。道しるべがあるのとないのではモチベーションも上達のはやさも全然違うんですよねー。

スクールを始めて2年たちましたがレッスンの主軸はまだまだ「譜面に書いてある部分」。こっちから攻める方がわかりやすいし上達が早いと感じてるからですが、小学1.2年生以上の子どもたちには、このフレーズをバンドで合わせるなら・・・って話をよくします。イメージするんだよー、って。こうやってちょっとづつ「譜面に書いてない部分」の種を撒いて将来子どもたちが開花させていく姿を想像してニヤついてる今日この頃です(´艸`*)

さぁ、面白くなってきたでしょー??f:id:baodrumrythmique:20220811113232j:image