BAOキッズドラムスクール

BAOキッズドラムスクール

自分で考えて行動できる子に♩

右に倣わなくてもイイ②

前回(子どもたちに、自分で考えて行動できる自分軸を持ってこれから先長い人生を生きて欲しいと考えているのですが、そのために私ができることについて)の続きです。

もともと、「音楽を通して自尊心を育む」というのがこのスクール最大のコンセプトなんですね。
ドラムが好きな自分、ドラムを頑張ってる自分、ドラムが叩ける自分、音楽が好きな自分・・・
その子のアイデンティティを確立するのに、ドラムや音楽が1つの要素になれば。
とにかくまぁ簡単に言うと、ドラムを通して自分のことが大好きになって欲しいんです!

で、ここからが私的にはとても大切なことかなと思っているんですが、
夢中になれる一発特技(しかもカッコいい!笑)がある⇒自分に自身が出てくる⇒興味は自分の技術の向上に向く⇒人は人、自分は自分。ほかの人はほかの人で頑張ってることがあるよね?と考える⇒他人を認められる

自尊心の高い子は自分の中でブレない信念のようなものが生まれ、自分以外の人に対して妬みややっかみの感情ではなくその人に対する心からの興味だけで接することができるのでは・・・。
自身のアイデンティティが確立されるし、他人を傷つけない。
うーん、言い方が難しいですね。
生き方に正解なんてないから良いとか悪いとかではないんですが、いい意味で他人に興味がないというか。。

小さい子どもの世界なんて本当に狭くて、今の自分の周りの環境が広い世界の全てと信じてます。
保育園や幼稚園、小学校といった集団生活の中で自然と刷り込まれる「協調性」や「社会性」ももちろん大切です。
だけど何でもかんでも「周りと同じようにすることが良いこと」ではない!ということに気付けたら、次々に降りかかってくる人生の難題を、自分の頭と心で考えて解決するという一生使える素晴らしい宝物を手に入れられるんじゃないかな。

という持論です。あくまで。

その一端をドラムが担えれば、そんなに素晴らしいことはないと思っております。

さて長々と書いてしまいましたが、ウチは娘が来年から小学生になります。
自分で考えて行動に移せる子に・・・
ドラムにも音楽にもそれほど興味のなさそうな彼女に、どうやって伝えていけばいいか。
まずは他人を認める!
そのための魔法の合言葉が私たち親子の間であるんですが、それはまた次回。

f:id:baodrumrythmique:20201126113116j:plain