私は2つのバンドで演奏しています。(今はコロナ自粛中)
1つはロックバンド、もう1つはラテンバンド。
そのラテンバンドではドラムではなくてティンバレスという楽器をやっています。
ティンバレスというとよくティンパニーと勘違いされるのですが、見た目も音もかなり違いまして・・・。
ティンパニーはオーケストラ等で盛り上がってきたときに、どこからともなく響く重低音というイメージがありますが、ティンバレスはかなりハイピッチ。
裏のヘッド(打面)がない小太鼓を2つ並べたものが、鉄の棒に固定してあります。
その上にはカウベルやウッドカウベルやプラスチックカウベルや・・・
いやいやカウベルしかないやん!って突っ込まれそうですが本当にカウベルがたくさんついてます(この部分は比較的自由度が高く、プレイヤーによって様々です)。
アゴゴベル(これもカウベルの仲間です)やシンバルもセットします。
言葉で説明するとなんかむちゃくちゃな楽器のように聞こえますが、実物を見ると「あ!見たことある!!」となります(笑)
ね??見たことあるでしょ?
サザエさんのテーマソング
「♪テテンテンテテン テテンテンテテン テテンテンテテン テン カン!」
この「カン!」の部分もティンバレス。
意外と身近ですよね♪
これにもう1本スタンドを立ててシンバルや他のパーツをつけます。
このセットからラテンのリズムが繰り出されるんですね。
ティンバレス単体でもカーニバル感はあります(^^;)
でもこれがラテンミュージック独特のベースの旋律や鍵盤のリズムと合わさった時、爆発的に陽気で情熱的な音楽へと昇華されるんですねー。
ラテンの国々では、音楽とダンスは日常的にも常にペア。切っても切れないものなんです。
あの陽気なリズムを聞くとどうしても踊りだしたくなっちゃいますもんね♪
前回のライブでは見に来ていた子どもたちも、椅子に座ってはいるものの体が勝手に動き出し、楽しそうに身体全体でリズムを取っていました。
大人はちょっと恥ずかしさが勝ってしまうのか、ダンスまでの道のりは遠そうでしたが・・・(笑)
拍子の取り方もグルーヴ感もロックやポップスとはちょっと違ってややこしいところもあるんですが、とにかく楽しい気分になれるのは間違いなしです。
スクールでもラテン音楽の楽しさを少しでもお伝えできればいいなと思っております♪
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